大穴狙いの買い目パターン4号艇から6号艇

4号艇から6号艇はどんな選手のレースを選ぶべきか

次に同じく「5-1-2」の舟券について、4号艇から6号艇がどんな選手であるべきかを各コースごとに紹介します。

4号艇:最も重要な選手

4号艇はスタートが速くスリットが抜けたところでうちに絞ってまくりに行くような選手です。
例えば菊地孝平選手のような方がこれにあたります。
4号艇がまくりにいった時の1号艇との争いが今回のポイントのため、6艇の中で4号艇が最も重要な選手となります。
具体的には、4号艇が絞っていってまくろうとすると、1号艇はそれを防いで逃げようと、4号艇を外に追いやるように大きくターンを行います。
すると、1号艇は4号艇を弾き飛ばせるものの、内側に隙間が空いてしまいます。
そこを、5号艇が入り込み、2号艇もうまく差しに入ることで「5-1-2」の予想が完成します。
ここで2点、知っておくべきポイントです。
1つ目は、4号艇でスタートが早くても、中にグイグイ絞ることはせず、差しを狙うタイプの選手も多くいます。
そんな選手の場合は今回の予想に当てはまらないため、先にタイプを見極めておきましょう。
2つ目は、まくりに行く選手はモーターを出足型ではなく、伸び足型で調整しているパターンが多いです。
GIやSGなどの競争では、ピットレポートでモーターの仕上がり具合を確認するようにしましょう。

5号艇:それなりの選手

5号艇はそれなりに走行ができる選手です。
いきなり抽象的になりましたが、要は1号艇と4号艇が争ってくれて、5号艇はその間を通っていくだけのため、5号艇に突出して必要なスキルはありません。
強いていえば、モーターの伸びが悪すぎることで、途中で抜かされないように気をつける必要があります。
逆に5号艇が良すぎる選手だと、オッズが安くなってしまうため、この形になったとしても儲けが少なくなってしまいます。

6号艇:2号艇選手と比較して上手いか下手か

6号艇は2号艇と比較して買い目を決めましょう。
今回の予想パターンだと、4号艇がまくりに行って外側に弾き出されるため、その引き波の影響を受けない2号艇、もしくは5号艇の後ろについていく6号艇が有利になります。
そのため「5-1-2」の他に「5-1-6」のパターンも考えておかなければなりません。
もしどちらかに絞るなら、どちらか上手いイメージがある方に買い目を振り分けると良いでしょう。